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危険な仕事

  • polepoletaxiritto
  • 2月21日
  • 読了時間: 2分

介護タクシーは歩行困難な方の援助をして車に乗っていただき、目的地に到着させることが仕事です。そしてその目的遂行のためには最大限の安全配慮が必要です。自力歩行が困難で家の中では車椅子なのに、家屋から外の道路まで短くはない階段があって、その階段では自分の足で降りてもらわないといけないという利用者さんの依頼がありました。そういう場合、一番手っ取り早いのは、福祉用具さんに簡易スロープを付けてもらうことなのですけど、距離や形状によっては不可能なことがあります。当初は、利用者さんの脇の下に手を添えて、二人三脚でゆっくり降りてきてもらっていたのですが、とうとうスロープで立ちすくんで動けなくなってしまいました。無理に進むと膝が崩れて、転倒する可能性があります。その日は自力は無理だと思って、腰から抱え上げて下まで降ろしました。でも、そんなやり方は無理がありすぎて毎回やるのは危険です。日に日に弱っていく脚力を見ていて、次回の予約を受けていいのかどうかわからないので、ケアマネさんや福祉用具さんに来てもらって、対策を考えてほしいとお願いしました。たぶん奥様にはそういう申し出が、突き放すように聞こえたのでしょうね。そのときはわかりましたと言っていたのに、夜になって、次回の予約はキャンセルすると電話連絡が入りました。なんだかモヤモヤする気分でしたが、仕方ないなとも思いました。タクシー開業の当初は、体力に任せて利用者さんをおんぶして2階から降ろしたともありましたが、最近はそういうのはできるだけやらないようにしています。通常業務を超える仕事を請け負っても、事故の時の責任が取れません。ポレポレタクシーは、介助料を一切受け取っていません。走行以外の部分はすべてボランティアなのです。危ない仕事は極力公的サービスを利用してもらいたいと思うこの頃です。

 
 
 

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